オリーブオイルは専門店がおすすめ オリーブの原産国や品種について

オリーブの品種

長い時間をかけて世界各地に広がったオリーブには、多種多様の品種が生まれました。その数は3000種ともいわれています。こちらでは、オリーブの生産地として有名なイタリアやスペインの主要品種について、いくつかご紹介いたします。

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・コラティーナ
イタリア南部のプーリア州が発祥の品種です。寒さに強く、環境にも順応しやすい早生品種としても知られます。オイルの含有率が高く、ポリフェノールを豊富に含んでいます。苦みや辛さがあるスパイシーな風味が特徴です。

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・レッチーノ
イタリアのトスカーナの主要品種で、病害虫や気候変動などにも順応しやすいです。毎年多くの果実を実らせるため、世界各地で栽培されています。この実から作られるオイルは、フルーティでまろやかさのある優しい味わいです。

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・モライオーロ
レッチーノと同じく、トスカーナの主要品種です。耐寒性があり、イタリアの山岳部に最も適した品種といわれています。ポリフェノールの含有量が多く、スパイシーで濃い緑色のオイルが特徴です。

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・アルベキーナ
スペインのカタルーニャ地方を代表とする品種です。果実は小さめですが高品質なオイルがとれるため、世界中で栽培されています。苦みや辛みはほとんどなく、後味はアーモンドのような甘い風味です。

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・ピクアル
緑がかった黄色のオリーブで、スペイン南部のアンダルシアが主な産地です。スペインの主要品種で、世界各国で栽培されている品種でもあります。耐酸化性が高く安定しており、長期保存にも向いています。フルーティながら、やや辛みと苦みを感じる味が特徴です。

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・オヒブランカ
スペインのマラガやコルドバなどで広く栽培される品種です。スペイン語で「白っぽい葉」を意味します。甘い口当たりと淡い苦み、わずかにピリッとした辛みが特徴的です。オリーブオイルの原料だけでなく、果実を塩漬けやオイル漬けにしたテーブルオリーブとしても人気があります。